第35回大会


日本手話学会第35回大会 

日本手話学会第35回大会は2009年10月31日~11月1日に東京大学駒場キャンパスで開催致しました。多数のご参加を頂きありがとうございました。

開催概要

• 主催: 日本手話学会

• 協賛: ・一般社団法人 日本人間工学会 ・言語科学会 ・財団法人 全日本ろうあ連盟 ・社会言語科学会 ・社団法人 電子情報通信学会 ヒューマンコミュニケーショングループ 福祉情報工学研究専門委員会 ・社団法人 日本生体医工学会  ・聴覚障害児と共に歩む会 トライアングル ・超臨場感コミュニケーション産学官フォーラム(URCF)  ・特定非営利活動法人 日本バーチャルリアリティ学会 ・特定非営利活動法人 ヒューマンインターフェース学会 ・日本英語学会 ・日本生活支援工学会 ・日本VR医学会 ・日本リハビリテーション工学協会 ・福祉社会学会

• このイベント(活動)は、独立行政法人科学技術振興機構の平成21年度地域の科学舎推進事業地域活動支援により実施しています。また、戦略的創造研究推進事業さきがけ「インタラクション理解に基づく調和的情報保障環境の構築」の研究を支援しています。

• 委員長: 澁谷智子

• 期日: 2009年10月31日(土)~11月1日(日)

• 会場: 東京大学駒場キャンパス

大会プログラム

10月31日(土)

• 10:15~ 大会挨拶「わかり合える学会のために」、諸注意など

• 10:30~11:45 基調講演 「境界線とコラボレーション」米内山明宏氏(手話文化村代表)

• 11:45~12:00 「次世代の映像通信技術」黒田知宏(京都大学)

• 12:00~12:30 「必要なときに、必要な場所で、必要な支援を!―遠隔情報保障システムの開発」内藤一郎(筑波技術大学)

• 13:30~15:00 シンポジウム「手話研究のあり方を考える」

o パネリスト:田中紗織氏、桜井強氏、小薗江聡氏

o 司会:亀井伸孝氏

o 議事録はこちら

• 15:15~16:15 研究発表1

o 羽田野真帆「統合教育現場における「手話」の実態――難聴学級設置校におけるフィールドワークをもとに」

o 赤堀仁美「バイリンガル・バイカルチュラル教科書『ハルミブック』の作成と実践」      

• 16:25~17:55 研究発表2

o 神田和幸「日本手話動詞の項構造」

o 櫻井敏彦「手話に対する手話話者・ろう者の見解」   

o 森壮也「日本手話の語彙の強調変化と弁別素性理論の適用」

11月1日(日)

• 10:00~11:00 研究発表3

o 澁谷智子「学術的な内容を手話通訳することについて――手話通訳者の視点から」

o 平英司「日本手話-日本語バイリンガル家庭における聴児の言語使用~発話内コードスイッチングを中心に~」

• 11:10~12:10 研究発表4

o 齊藤涼子・堀内靖雄・黒岩眞吾「話者交替規則に基づく日本手話対話のオーバーラップ現象の分析」

o 前川和美・松尾美幸・平英司「言語科目としての日本手話の授業の現状と課題」

• 14:00~14:30 研究発表5

o 小谷克則「日本手話における等位構造」

• 14:40~16:10 研究発表6

o 市田泰弘・小薗江聡「日本手話におけるmirativeとしての「発見」のNMS」

o 中山慎一郎「国際手話の研究 ~語形変化の比較~」

o 小薗江聡・市田泰弘「日本手話における時間的近接性を表す構文の意味拡張」

• 16:20~16:50 閉会